我が家はなるべく扉を減らす設計をしています。
しかし、脱衣所には必須だと考えています。当たり前と思うかもしれません。
脱衣所に扉がなくカーテンで仕切られている賃貸に住んだことがあり、その時は誰に見られるわけでもなかったので気にしていませんでしたが、改めて扉の必要性を検討しました。
洗面所との関係性
脱衣所には洗面台がありません。【洗面台の検討】我が家の中心
廊下に洗面台を配置しています。
脱衣所の扉
- プライバシー
- 騒音
プライバシー
脱衣所の扉をつける一番の理由は、娘が大きくなった時に鍵を掛けてお風呂に入れるようにしたかったためです。
将来的にパパと娘が鉢合わせる可能性をなくすことが必須でした。
騒音
廊下でドライヤーをするのはうるさくなると考え、扉を設置した脱衣所での使用を想定しました。
脱衣所は洗濯置き場も兼ねているので、乾燥機能を毎日使う我が家では夜中に回して扉を閉められるのも大事です。
扉をつけるため洗面所と脱衣所を分けた
間取りの検討の流れ
設計はスタンダードな洗面所と脱衣所が一緒になっているサニタリースペースから始めました。
- 脱衣所に鍵を掛けるために鍵付きの扉をつけます。
- そうすると誰かがお風呂に入っている間は歯磨きやドライヤーなどが使えなくなります。
- そのため、洗面所としての機能を脱衣所から移動します。
- スペースの都合上、廊下に配置します。洗面所を新たに作るほどの余裕はありませんでした。
- 廊下は洗面台に人が立っていても後ろを人が通れるくらいの通路幅を確保します。
- これで誰かがお風呂に入っている間も歯磨きなどができるようになりました。
結果、洗面台は廊下に配置し、脱衣所と分けることにしました。
スペース
将来的に大人4人が住むことを考え、脱衣所にも身支度できるスペースを設けました。
これで最大同時に3人が朝の身支度が可能になります。脱衣所で1人、洗面台で2人です。
脱衣所に洗面台がないデメリット
- 汚れがひどいものが出たときは移動の手間がある
- 洗面台で手洗いし脱衣所の洗濯機まで
- 洗面所と脱衣所の両方の面積が必要
子供達が泥だらけになって帰ってくる時は大変そうです。
面積の問題は廊下に配置したとはいえ、洗面所と脱衣所を一体にするよりはスペースを使いました。
目的別に収納場所を用意したと考えれば、そこまでスペース効率的に悪くないと思います。
まだまだ先の話
娘が鍵を掛けてお風呂に入るのは10年くらい先の話になると思います。
ただ、間取りは後から変更が難しいのでリノベの段階で考慮しました。