【ダイニングの検討】 LDKの主役を誰にするか

Otan | 2023-03-27 | 5 min read

キッチンを考えるにあたってダイニングとのつながりをどうしようか考えました。

我が家の事情

我が家は水回りを大きく移動できません。マンションの規約に反するためです。

キッチンは向きを変えるくらいであればOKをもらいました。そのため、キッチン横ダイニングでかつ回遊性を持たせるというプランはスペースの問題で出来ません。キッチンの近くに水回りが集中しており、動かせないためスペースを拡張できないです。

その制約の中でダイニングとキッチンの関係性を設計していきます。

独立キッチンかDKか

独立だと疎外感がありそうですし、なるべく子供と同じ空間に入れる環境を作りたかったので、ダイニングキッチンにしました。 キッチンだけのスペースを確保するのは勿体無いと考えました。

レイアウト

この段階で候補になったのは3つです。

  • II型の一体型ダイニングキッチン
  • 壁付
  • L字

II型キッチンでダイニングキッチンはどうか

II型であれば我が家でも回遊性を保ちつつ対面キッチンにできます。更にダイニングテーブルは円卓など省スペースのものにすれば一体型ダイニングキッチンも可能です。

II型のいいところ

  • 2人で作業できる
  • 対面キッチンと壁付キッチンのいいとこどり
  • 腰壁をつければ手元を隠せる
  • 見せない収納が増える

いろいろ良いところがあり自分たちのライフスタイルにもマッチしそうです。

壁付の場合

壁付キッチンの良いところはなんといっても省スペースな点です。

パントリー

壁付キッチンでは、収納スペースが不足します。その場合ダイニングにはパントリーを設置するで解決しそうです。キッチンやダイニングにある隠したいものはパントリーに収納します。

壁付の詳細

詳しくは 【キッチンの検討】自分たちにあった配置

L字

対面の場合、回遊性を持たせられないためなしです。壁付タイプの場合、壁付に比べて動線が短く作業スペースは広いです。しかし広いキッチンスペースが必要です。パントリーが良いと考えていたのでそのスペースもなくなるため、なしにしました。

壁付が良さそう

悩みました。壁付が良さそうという結論を出しました。

理由は省スペースなためです。なんといっても自由に使えるスペースが増えることが一番と考えました。II型はアリだったのですが、1人は育児、1人は家事を担当することが多いので同時に料理をすることはほとんどないです。また、対面部分は移動できないため回遊性を持たせようとすると、壁付と比べるとキッチンのスペースが広くなりすぎると思い断念しました。

対面キッチンが多い中、世間と違うことをしているみたいで勇気が入りましたが、ライフスタイルに合った選択だと思っています。

ダイニングテーブル

さて、ダイニングとキッチンのレイアウトが決まりました。パントリーも採用。その次は、ダイニングテーブルをどうするか考えます。

今は正方形の2人用のサイズのテーブルを大人2人と子供1人で使っています。狭いです。近いうちにもう1人子供が使うので2人用から4人用のテーブルに変更すればでサイズとしては十分です。来客が合った場合も外食になるので、4人以上でテーブルを囲うことは将来的にもないと思います。

テーブルの種類は色々あります。円卓テーブルなど省スペースのダイニングでこじんまりとするのも可愛いです。変形テーブルというのも個性的です。

色々考えた結果、6人掛けの長机を採用する計画にしました。4人掛けで食事をする分にはスペースは足りるのですが、あえて6人掛けにしました。理由は次で説明します。

主役は誰か

我が家ではダイニングテーブルをLDKの主役にしたいと考えています。次の2つのためです。

一つは、たまり場にしたいためです。

食事をする時はゆったり使えます。料理中はワークスペースとして使います。2人で同時に料理をしたり、子供のミルクを作ったりに使用します。また、子供の勉強や料理、ボードゲーム、工作、保育園の準備、書類の整理などなどに利用する予定です。用途を兼ねる使い方をすることで家族が集まる場所にできたらと思います。

次に、キッチンとリビングの間切りに使うためです。

間切として使うため普段は部屋の中心がダイニングテーブルになります。また、掃除や雨の日などで机を大きく移動して、空間を自由に使えたらと考えています。

ダイニングテーブルをフレキシブルかつ間切に使うために長机にしました。

昔からある間取りだと思いますが、壁付キッチンと長机の相性はとてもいいと思います。

思ったこと

私が子供の頃は、祖父の家は独立型のキッチンでキッチンは祖母のスペースという感じでした。遊んでいるといつの間にか料理を祖母が運んできて、食事が終わったら見えないキッチンに片付けられていった記憶があります。今はあまり見ない光景ですが、その当時家を建てた時は生活に合っていたと思うので、これはこれで良かったのだと思います。ダイニングを検討するにあたって、初めてダイニングやキッチンを意識した瞬間はなんだろうと考えた時、この思い出が浮かびました。

数十年後はどうなるかわからないので、今一番いいと思える計画を立てて、こういう理由でこのダイニングにしたという思い出話ができると将来の楽しみになると思いました。

まとめ

間取りはダイニングキッチン、キッチンは壁付にし、ダイニングにはパントリーを併設し、机は長机にしました。