前回
解体工事後の我が家
解体工事後の我が家を見てきました。
当日はホコリや粉があるので汚れてもいい服装で来てくださいとのことでした。
エアコンは取り付けたままにしていたので、家の中は涼しくて助かりました。
解体工事後のスケルトンの状態を見ることと墨出しという間取りの下書きをしてもらったので、その確認をするのが本日の目的でした。
見通し
ベランダから見た家の雰囲気です。
図面では何ヶ月も見ていましたが、この時にようやく実物を見れます。
印象は
- 想像よりもハリが目立つ
- この配管があるから水回りが大きく移動できなかったのか
- 図面で見てたけどやっぱり細長い間取り
- いつ行っても日当たりがいい
- 床は隠れちゃうけど結構綺麗なんだな
と思いました。
落書き
娘は壁一面に落書きをして遊んでいました。こちらの壁は壁紙を張り替えるので好きな絵を描いて遊びました。
どこになに描いてもいいよと言われ最初は戸惑っていましたが、書き始めるとお顔を描いたりママと一緒に遊んでいました。
こういったことができるのもリノベーションならではだと思います。
天井
建築当時の記号や印などが書いてあります。
コンクリート自体は想定よりも状態が良かったです。しかし、実際に自分の目で見てみると生活する上ではシミなどが気になると思い白く塗ることにしました。
ギリギリまで天井は剥き出しにするか迷っていたのですが、この時に状態を見て決めました。
墨出し
墨出しの線です。画像は洗面台のレイアウトです。
墨出しより床の素材感が目立ちますね。こういった線が床一面に書かれていて、マンションのショールーム見学をするように室内を見て回りました。
ただ見学をするといっても線だけでなにもないので想像力を働かせます。ロールプレイングするような形で生活のシミュレーションをし、考えていた動線や生活のイメージを確認しました。
家族みんなで家全体でおままごとをしているようでした。図面で見ていたイメージと実際の寸法とをマッピングできました。
注意点
解体工事前に電気と水道の開設をしておきます。我が家では設計が終わった安心感でギリギリでした。業者からのリマインドがありなんとか間に合いました。
解体費
解体費の負担が計画と大きく変わるのはアスベストの有無です。アスベストを含む解体が必要であった場合、特殊な工事が必要で費用は多くかかります。
幸いにも我が家はアスベストは検出されず計画通りの費用で済みました。
設計の段取り
解体費以外にも解体してみないとわからない部分はあります。いくつかの設計はここは解体後の状態を見て判断しましょうとなっていました。
我が家の場合は、
- 壁や天井の塗装
- 躯体の状態を見て判断
- 床や壁のクロス
- 塗装をするか躯体のままにするかで部屋の雰囲気が変わるため
- 換気扇のダクトの場所
- 梁のどこに穴が空いているか不明なため、天井を通るダクトの位置は仮決めであった
- 水道配管
- 購入物件は脱衣所が一段高い作りでした
- 配管を通すため壁際のみ段差にすることにしました
管理規約
物資の搬入に共有部が傷つかないようにシートやカバーを貼ったりします。マンションの管理規定によりますが、これを毎日撤去しないといけないところもあるようで、その場合工事の期間が伸びてしまうそうです。
うちのマンションは工事が終わるまでそのままにできたので、問題ありませんでした。今の家賃と住宅ローンの二重払いをしているため、この期間が長くなるのを避けられて良かったです。
感想
スケルトンになった状態を見れるのはこの土日しかないです。その後はすぐに壁や床の工事が始まるため、以外とスケルトンである期間は短いです。
墨出しの線を見ながら家のレイアウトをシミュレーションをするのはワクワクしました。
初めてでしたがコンクリートの箱はかっこよかったです。記念に撮影できたりなどいい体験でした。